こんにちは。
熊本で植物や人生を豊かにするもののセレクトショップを運営しているLIAの店主です。
今回は、オキシベロンとメネデールは両方とも必要なのか?というテーマでお話していこうと思います。
結論から言うと両方必要です。
初心者のうちは、【植物を元気にするものなら1つでいいんじゃないか?】と思う人もいるかもしれません。
そう考えてしまっている人に向けての記事になっております。
では、このオキシベロンとメネデールについて説明していきます。
オキシベロンについて
オキシベロンは、バイエルクロップサイエンス株式会社が供給している植物成長調整剤のことです。
難しい感じで書きましたが、要するに農薬です。
農薬であるため、メーカー公式ホームページでは、安全データシートが公開されております。
製品の特長として、以下の内容をメーカーホームページより引用させていただきます。
製品の特長
https://cropscience.bayer.jp/ja/home/product/detail/product11790.php
- 一度に多量のさし穂を処理することができます。
- 発根を早め、根数を増加させることにより、良い苗が数多く得られます
オキシベロンに含まれるインドール酪酸(インドールらくさん)が植物の発根成長を促すものであり、このインドール酪酸が人体に影響を及ぼす恐れがあるため農薬となっております。
つまり、オキシベロンとは発根を促すための農薬であるということです。
私たちがオキシベロンを使用するタイミングとしては、発根を促進したいときや、さし穂をするときが使用するタイミングというわけです。
オキシベロンを使うタイミングである現地株の発根管理に必要なものを書いた記事は以下よりご確認下さい。
では、メネデールはどのような役割があるのでしょうか?
メネデールについて
メネデールは、メネデール株式会社が提供している植物活力素のことです。
メネデールについては、農薬ではなく植物のサプリメントのようなものです。
製品の特長をメーカーホームページより引用させていただきます。
いつでも使える、植物のサプリメント
植物の生長に欠かせない鉄を、根から吸収されやすいイオンの形で含む植物活力素です。発根を促し、元気な株に育てます。肥料でも農薬でもないので毎日使え、さし木、種まき、植え付け、植え替えから弱った時の活力アップまで、あらゆる場面で活躍します。
https://www.menedael.co.jp/products/menedael/
植物にとってのサプリメントであるメネデールは日々の管理から日常的に使えるものになっています。
メネデールを使うタイミングである実生について書いた記事は以下よりご確認下さい。
まとめ
オキシベロンとメネデールの役割を人間の生活で使うもので考えると
オキシベロン・・・一定の条件下(風邪をひいたとき等)に使うお薬
メネデール・・・日々の体調を整え健康維持をするサプリメント
植物を元気にするものという考えで間違いはないでしょうが、この2つの製品は使うタイミングが大きくことなることがわかります。
なので、必要に応じて使い分けができるようにしておきましょう。
では、良い一日を。
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