植物の特徴について(ユーフォルビアオベサ)

こんにちは。

熊本で植物や人生を豊かにするもののセレクトショップを運営しているLIAの店主です。

今回はユーフォルビアオベサについてです。

他植物の特徴について書いた記事は以下をご確認下さい。

発根管理に関する記事は以下よりご確認下さい。

では、ユーフォルビアオベサについて以下の3つのポイントについて説明していきます。

  • 植物の基本データ
  • 自生地の環境について
  • 育て方について
目次

植物の基本データ

まずは、植物の基本データからです。

学名euphorbia obesa
ユーフォルビア・オベサ(和名)キリン玉、晃玉
分類トウダイグサ科 ユーフォルビア属
特徴多肉植物

オベサと呼ばれ好きな方も多いです。

ユーフォルビア属の中でも特に有名な種類です。

何を隠そう当店の一番の取り扱い数を誇る植物ですので思い入れは強いです。

最初はまん丸な形をしていますが、成長とともに縦長に成長していき柱状に成長していく株が多いです。

オベサを見たことない人はサボテンと思ってしまうこともありますが、オベサをユーフォルビア属の植物になります。

ユーフォルビア属特有の乳液が株の傷をつけたところから出てきますので取り扱いの際には少し注意してください。

オベサは昔からファンの多い植物になりますので、ナーセリーなどがハイブリット種などを育成していたりします。

自生地の環境について

2つ目のポイントは自生地の環境についてです。

【ユーフォルビア・オベサ】の自生地は南アフリカになります。

南アフリカは太陽の国と言われるほど晴天が多く、温暖な気候な国だそうです。

古い情報にはなりますが、マダガスカルのように固有種が多く、植物に関しては23,000種以上の植物がある中でその80%が固有種だそうです。

固有種・・・特定の国や地域にしか生息・生育・繁殖しない生物学上の種のこと

そういう国を自生地に持つ植物だからこそ我々日本人は魅了させられているのでしょう。

南アフリカの国土は日本の約3.2倍もの大きさもあります。

それだけ広い国土のどのようなところに【ユーフォルビア・オベサ】は自生しているのでしょうか?

【ユーフォルビア・オベサ】は南アフリカのケープ州に自生しているそうです。

ケープ州の中でも半砂漠地帯に生息しているようです。

自生地周辺の気候を調べてみると最低気温で3℃程、最高気温で30℃前半のような感じでした。

降水量については、調べてもあまり詳しいデータを見つけきれなかったですが、日本のように降水量は多くないようです。

ここからはchatGPTを使って調べたことを追記していきます。

まず、自生地についてですが、半砂漠地帯とざっくりしていましたがカラハリ砂漠やナビブ砂漠などに自生しているとのことです。

そして、気候についてですが、乾季と呼ばれる時期はほとんど雨は降らないとのことです。その乾季はほとんど雨が降らないが気温は30℃~40℃とかなり高温となるようです。

その反対の雨季は、最高気温は25℃ほどですが夜間などは10℃を下回るまで気温が下がります。

この情報を考えると、日本の春が一番生育に適している感じがして、夏場は直射日光が当たりにくいところで水は辛めにあげたほうが良さそうな気がきます。

以上のことをまとめると

自生地南アフリカ
自生場所半砂漠地帯
気温3℃~30℃前半
雨量日本より少ない

以上のようになります。

育て方について

最後に【ユーフォルビア・オベサ】の育て方についてです。

自生地の環境から考えていきます。

寒暖差にはある程度強そうですが、それでも日本の真冬になると自生地の環境よりかなり寒くなる地域がありますので冬場は屋内で管理するようにしたほうが良いです。

また、夏場においても日本では、梅雨の時期になると高温多湿になってしまいがちですので、屋外管理をする際にも直接雨を受けるような環境ではないところで管理するようにしたほうが良いです。

風通しにかんしてですが、南アフリカという国自体が自然環境が豊かなことから、年間を通して風通しの良いところで管理したほうが良いです。

以上のことをまとめると

管理場所最低気温が5℃を下回る予報が出てきたら屋内へ
屋外管理中は梅雨時期などは多湿にならない場所
風通し年間を通して風通しの良い場所
水やり完全に用土が乾いてから水を与える

管理を行っていく中で実際に私が体験したことのある病気や害虫についてまとめた記事は以下よりご確認下さい。

まとめ

【ユーフォルビア・オベサ】は小さいときは見た目がかわいく、成長するにつれてワイルドでかっこいい姿に成長していきます。

近年、日本で流通している株はヨーロッパのナーセリーが育てた株も多く、自生地の環境を調べる以外にも株を購入した販売店に直接管理方法を確認するのも、株を傷めず育てるために必要なポイントかと思います。

私も、実際にオベサを販売する店舗を運営しますので、熊本・九州地方の方は小さい株から大きい株まで実物を見ることができますので、足を運んでいただけると幸いです。

オベサを題材に生長点について説明した記事は以下より。

では、良い一日を。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

植物に関わる仕事を始めると決め、植物に関わることについて
私が今までに経験したことを、失敗を含めて発信していきます。

コメント

コメントする

目次