こんにちは。
熊本で植物や人生を豊かにするもののセレクトショップを運営しているLIAの店主です。
今回は、実生株の育成ではなく自分で種から植物を育てることについてです。
実生について書いた記事は以下よりご確認下さい。
初めて実生を始める方に必要なものを5選という形で選ばせていただきました。
- 種子(種)
- 容器
- メネデール
- 消毒剤
- 土
以上の5点について下の項目で説明させていただきます。
種子(種)
まず、1番大事な種子です。
実生をするので種子が必要なのはお分かりだと思うので、ここでは種子を購入するときのポイントをいくつかご紹介していきます。
1つ目に新鮮な種子を選ぶようにしてください。
なぜ新鮮な種子が良いかというと発芽率が非常に良いからです。
なので、発芽報告などをしている販売者から購入するのが良いでしょう。
2つ目に初めて行こなう時には、アガベやサボテンなどの植物を選ぶようにしてください。
パキポディウム系の植物は初めて実生をする人は発芽前に種子にカビを生やしてしまいダメにしていまうことがあるので、少し慣れてきてからが良いです。また、種子が固い殻に覆われているような種子も初心者には発芽させるのが難しく慣れてきてからが良いです。
以上のポイントをまとめると
ポイント1 | 種子は発芽報告を行っている販売者から購入する |
ポイント2 | 初めての人はアガベやサボテン系の種子を選ぶ |
ここらへんのポイントが抑えられる販売者でおすすめなのは以前の記事でも書いたseedstock(https://seedstock.jp/)さんです。
容器
実生を行うときは、2つの容器を用意してください。
1つ目の容器は土を入れて種をまく時用です。
2つ目の容器は、腰水(こしみず)管理を行うために水を溜めれる容器です。
種子が発芽するまでは種子が乾燥することを防ぐために種をまいた容器を2つ目の水を溜めれる容器に入れて土が乾燥しないように管理します。
なので、容器は2つ用意して腰水(こしみず)管理ができるよう準備するようにしてください。
腰水管理にも使える100均アイテムを紹介した記事は以下から
メネデール
3つ目はメネデールです。
メネデールは、多くのホームセンターで取り扱いがあるので簡単に入手することができると思います。
どの場面で使うかというと、種を土にまく前に、水で薄めたメネデール液に種子をつけて発芽率を高めるために使います。
メネデールはお薬というイメージではなくビタミン剤のようなイメージで使用します。
私自身、実生を始めたときからずっとメネデールに種を漬けおいてから種をまいているので今度、実験的に購入時期が同じ種でメネデールの効果についても検証できればと思います。
多くの人が使うとよいと言っているので、とりあえずこちらもそろえてから実生を始めたほうが良いです。
消毒剤
消毒剤については、発根管理と同様に【ベンレート】をおすすめします。
こちらも、種をまく前にメネデール液を作るときに一緒に入れて、種にカビなどの発生を防ぐために使います。
ベンレートもメネデールと同様に、ホームセンターに取り扱いがあるのでメネデールを購入される際に一緒に購入してみて下さい。
殺菌剤選びに役立つ殺菌剤の効果についてまとめた記事は以下より
土
最後は、土です。
こちらも発根管理同様に実生に適した土があると思います。
種子は非常にカビに弱いため有機物が多い土を使用してしまうと、腰水(こしみず)管理中に大量のカビを生やしてしまい種子をダメしてしまいます。
なので、種子が発芽して腰水(こしみず)管理が終了するまでの間は肥料分などを与えるのは控えてあげて、腰水(こしみず)管理が終わってから液肥などで肥料は与えるイメージで土は用意するようにして下さい。
土づくりについて、よく耳にする土について書いた記事は以下から
まとめ
以上5つについてまとめると
種子(種) | 発芽報告などをしている販売者から購入するようにする 初めての人はアガベやサボテンの種子から始める |
容器 | 2つ用意する。1つは土を入れて種を蒔く用、2つ目は水を溜め腰水(こしみず)管理する用 |
メネデール | 種子を蒔く前にメネデール水につけてから種子の発芽率を高める |
殺菌剤 | 種子にカビなどが発生しないように、種子を蒔く前にメネデール水と一緒に使う |
土 | 種子にカビが生えないように、有機物が少ない土を用意する |
以上のような感じで、初めての実生を始めるときに最低限用意したほうが良いものを5選として選ばせていただきました。
では、良い1日を。
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