こんにちは。
熊本で植物や人生を豊かにするもののセレクトショップを運営しているLIAの店主です。
今回は、【オベサに付く白いダンゴムシみたいなやつの正体】について考えていきたいと思います。
結論から言います。
私が考えるにあれは、コナカイガラムシという害虫です。
では、実際にそのコナカイガラムシという虫がどういったものなのか?について記事で書いていきます。
【今回のお品書き】
- オベサにどうやって害虫はつくの?
- コナカイガラムシってなに?
- コナカイガラムシの対策・駆除方法
- まとめ
オベサにどうやって害虫はつくの?
私は、熊本で輸入オベサをメインに販売を行っております。
そんな私がオベサを管理している中で良く見かけるのが、コナカイガラムシという白いダンゴムシみたいな害虫です。
実際どこで付着したのかなー?っていつも考えるのですが、当店に到着後すぐにオベサの生長点付近に付着しているのを見かけたりするので、恐らく海外のナーセリーですでに付着しているのではないかと思います。
カイガラムシ自体そんなに活発に動いているのを見るような虫ではないので、初めてみる人は虫と思わなかったりするかもしれません。
しかし、下の章で詳しく書きますがカイガラムシは植物に害をもたらす虫なので、発見したら必ず害虫駆除をするようにしてください。
輸入オベサを扱う人は、この対策を事前にしっておくためにも最後まで記事を読んで頂けると幸いです。
コナカイガラムシってなに?
コナカイガラムシってなに?と思う人もいるかもしれません。
画像を撮っておけばよかったのですが、発見次第すぐ駆除していくので画像がなくてすみません。
今度見つけたときには画像を撮って追記させていただきます。
それまでは、コナカイガラムシとGoogleで検索してみて下さい。
一番わかりやすい表現は、【白いダンゴムシ】かなと個人的に思います。
このコナカイガラムシは、植物の葉などの重なっているところに寄生して越冬をするのでオベサでいると生長点付近に特に付着しやすいと考える。
また、コナカイガラムシが排泄する物質が、すす病という病気を発生させる原因にもなります。
確実にオベサの生育にとって害を及ぼすので害虫として確実に駆除をするようにして下さい。
まとめると
コナカイガラムシ・・・白いダンゴムシのような虫(害虫)
排泄する物質・・・すす病という病気の原因になる
オベサで発生しやすい場所・・・生長点付近
コナカイガラムシの対策と駆除方法
この記事に辿りついていただいた人の多くは、すでに害虫を目撃してしまったから来ているのだと思いますので、まずは駆除方法から書いていきます。
コナカイガラムシの駆除方法
一番有効なのは物理的に駆除することです。
私は、発見次第つまようじなどの先の細いもので取り除いています。
取り除く際は、オベサ自体に傷をつけないように気を付けて行うのとコナカイガラムシを潰してしまうと少し粘着性のある体液みたいなのが出てそれも病気の原因になるみたいですので、気を付けて駆除をするようにしてください。
一度の産卵で結構な量の卵を産みそうなイメージなので、発見したら駆除と合わせて対策もするようにしましょう。
コナカイガラムシの対策方法
今回は、農薬を使う方法です。
オベサの農薬を選定するうえで、農薬の適用範囲をみるときは私は観葉植物欄で効果があると書いてあるものを選ぶようにしています。
しかし、カイガラムシ対策の商品はネットで探してもエアゾール式や乳液タイプが多く効果の結構強いみたいで使用方法を誤ると植物自体を傷める原因になったみたいなレビューもちらほら。
なので、私は観葉植物欄にはカイガラムシ類と記載はないものの、他の植物で効果があると記載があるベニカXネクストスプレーを使用しています。
カイガラムシの卵自体目視で確認することは難しいので、効果のほどは?って感じにはなるのですが何よりも使用していて植物がダメになったなんてことがないので使用しています。
また、レビューが分かれている商品ですがカイガラムシに聞くエアゾール式の商品もあるのでご自身でレビューを確認していただいて使われるのもありかと思います。
まとめ
いかがでしたか?
私は初めてこのコナカイガラムシを発見した時、あまりにも動かないし購入してすぐの植物で発生していたので害虫じゃないのかなー?なんて気楽に考えていた時期もありました。
しかし、調べていくとしっかりとした害虫で植物を枯らしてしまう原因になってしまう恐れもあるので確実に駆除していくようにしましょう。
今回の記事が、誰かの大切な植物が守られるきっかけになれば幸いです。
オベサに発生させてしまった病気について書いた記事は以下より。
では、良い一日を。
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